シーズン:5月〜9月(真夏をのぞく)
タンポポは盛りをすぎたはずなのに、また咲き出したな、と思ったらよく見てください。タンポポは花の咲く茎が枝分かれしませんが、この花は枝分かれ
していくつか花がついています。
実はこれはブタナ(秋に花粉症の原因になるブタクサとはちがいますよ)というヨーロッパ原産の外来植物。フランス語で「豚のサラダ」というところから名づけられたと、手持ちの植物図鑑にありました。市街地や幹線道路などを中心に分布を広げているようです。道路の中央分離帯や線路の土手などに群れ咲いているようすは、いかにも帰化植物ですね。私の住んでいる東京西多摩地区でも、市街化された場所や幹線道路沿いに見られ、古くからの地区ではあまり見られません。
5月から6月ごろに花をつけて、秋口にもう一度花を咲かせるようです。よく見ているとハチやハナアブなどが蜜や花粉を集めてに訪れています。ハルジオンや晩秋のセイタカアワダチソウと同じようにブタナも都会の虫たちの大切な食料になっているのかもしれません。タンポポに似た黄色い花を見かけたら、ちょっと注意してみてください。